エア断の弱点を、2つの新機能で克服しました。
エア断の弱点
エア断は負圧設計となっております。
家中の換気扇が動いているため、自然と負圧になります。
※負圧設計とは?
室内の空気圧が、外気の圧力より低くなるよう設計されていること。
この圧力の違いで、外気を室内に取り入れる。

玄関のドアを開けると、大量の外気が室内に入り込んできます。
気密を第一にするエア断住宅ですから、皆様には扉を開けている時間をできるだけ短くするようにお願いしています。
とは言っても、現実問題、限界があります。
今回は、この入り込む空気を極力少なくすることができる、新機能をご紹介したいと思います。
新機能①換気扇
玄関のドアを開けますと、従来は大量の空気が入り込んでいました。
負圧を作り出しているのは換気扇ですので、ドアを開けるのと同時に、家じゅうに設置してある換気扇が自動で止まるようにしました。
そして、ドアを閉めると、換気扇が動き出すようになっています。
空気の流入が少なくなっている様子は動画でご覧いただけます。

新機能②エアカーテン
もう一つの機能は、エアカーテンです。
まず、玄関ドアを開けると、自動で換気扇が止まります。
しかしながら、特に寒冷地の場合、換気扇が止まるだけでは冷気の流入を抑えることができません。
そこで、玄関ドアの上にエアカーテンを設置しました。
扉を開けると同時に、このエアカーテンも作動するような仕組みとなっています。
エアカーテンの動作する様子は動画でご覧いただけます。

このように、より工夫がなされ、寒冷地でも外の冷気が入り込まないように改善されました。
なお、この新機能のおかげで、ホコリや花粉・菌なども、家に入る前に玄関で落とすことができるという付加価値が加わりました。
ぜひ、モデルハウスでご確認ください。
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