開放型石油ストーブは連続使用が3時間と明記されています。つけっぱなしで放置すると
窓を開けて換気してくださいとメッセージが表示されます。何もせずに連続使用していると
自動的に消火してしまいます。
それは開放型灯油ストーブが燃焼して二酸化炭素を排出。人体に悪影響があるからです。実際に連続して二酸化炭素濃度を測定したのが、こちらの動画です。
モデルハウスの二酸化炭素濃度を計測
対流型ストーブだと二酸化炭素濃度が心配。
『二台もつけっぱなしだと窒息しますよ』ご指摘を受けました。
一般住宅でガスファンヒーターを使用した場合の二酸化炭素濃度は、3500ppmまで上昇しました。
24時間換気が動いているにもかかわらず3500ppmまで上昇しました。連続して使用すると危険な濃度です。
愛知Air断モデルハウスで対流型ストーブ1台を使用した時の二酸化炭素濃度は、最大1990ppmまで上昇。こちらも連続して使用すると危険な濃度です。
そしてこちらが北海道のAir断モデルハウス。対流型ストーブ2台を使用した時の二酸化炭素濃度計タイムラプス動画です。ほぼ400ppmで一定。この二酸化炭素濃度測定器は400ppm以上の濃度しか測定できていません。つまり400ppm以下ということになります。

異常値!?
『壊れているのでは?』いいえ、壊れていません。試しに息を吹きかけると・・・スーッと濃度が上昇します。二酸化炭素濃度測定機は正常。異常なのはAir断です。
吸排気量を増加させた方が、断熱性能が高まると考え、北海道Air断モデルハウスは愛知Air断モデルハウスの2倍の給排気量に設計して建設しました。この増加した吸排気量がストーブ2台が排出する大量の二酸化炭素を室内に放出。しかし肝心の熱は外に捨てることなく、通気層や小屋裏を通して熱交換しながらとことん活用。これが大量の空気を入れ替えながらも室内温度を一定に保ち、水蒸気や二酸化炭素を大量に放出する対流型ストーブを2台使用しても室内環境を悪化させない。
現状でAir断にしかできないと思えるほど効果的な給排気システムだと判断しています。
これらの情報が皆様の家づくりにお役に立てれば幸いです。
建てて良かったをすべての人に!
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