屋根で集積した熱で暖房する

屋根で集積した熱で暖房する そうなのかエア断

パッシブソーラー

冬季でも晴れた日なら屋根の温度は暖かくなります。この屋根面の熱を集めて床下に送り込み、基礎のコンクリートで蓄熱して夜間の床を温める方式が有名なのはパッシブソーラーです。モデルハウスで体感してきました。あいにく夜間ではありませんでしたが、床がほんのり暖かく気持ちが良かったのを覚えています。

最近のパッシブソーラーさんの屋根面での集熱は進化していて効率が良くなっています。ただし、今回のAir断動画でも説明している通り集積した屋根の熱は、そのままでは床下には移動しません。暖かい空気は下降しないという自然の法則があるからです。

それでパッシブソーラーさんの仕組は家の中央部部にダクトを設置して送風機で強制的に送り込んでいます。屋根で集積した熱を基礎内部へ送風する必要があるので比較的大きなダクトがいささか邪魔になってしまいます。雨の日や雲が多い日は集熱効果が薄れる弱点はありますが、無料の自然エネルギーを有効活用する意味で素晴らしい工夫です。そして基礎のコンクリートを蓄熱層ととらえています。今回ご紹介の動画でAir断の見解は、蓄熱がありえないと断言しています。が、蓄熱効果はあると考えます。

深夜電力温風機

今では姿を消してしまいましたが深夜電力温風機という商品がありました。これは料金の安い深夜電力を利用してレンガを温め翌日利用する機器です。私も体感しておりますが柔らかな温風は、ほんのりと気持ちがいいものです。蓄熱に特化したレンガを使っています。

屋根上温水器

また屋根上の温水器の水をポンプで基礎のコンクリート面に配管して蓄熱して利用する仕組みを販売している会社もあります。この方式は不足する熱エネルギーをガスの瞬間給湯器で補い、光熱費がびっくりするくらい高くつく欠点があり普及していないようです。

蓄熱はできるけど下降はしない、それなら。。

それはさておき、万物には蓄熱する性質があるのは事実です。蓄熱材も研究されていて最近では工場で作った蓄熱材が市販されています。まだ高価なので住宅用の応用には時間がかかると思われます。現在では農業用のハウスに利用が増えてきているようです。

今回ご紹介の動画では、自然現象として暖かい空気は下降しない事実と向き合い、それなら通気層に室内暖気を送ることで家をすっぽりとエアカーテンで断熱する、というエア断の仕組みをご理解いただければ幸いと思っています。


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