Air断住宅の失敗例

Air断住宅失敗例 そうなのかエア断

せっかく断熱工事をしたのに!!

「夏暑い!冬寒い!どうなってる!!」クレームが入りました。

Air断本部からの報告事例です。

『断熱効果が無い』『冬は寒くて』『せっかくAir断したのに!』とクレームを受けた物件は平屋。

原因は気密不足でした。
引き違いサッシがたくさん使ってある住宅です。

平屋イメージ
※写真はイメージです

”気密性が低い住宅”の場合、【エア断】でカバーする事は出来ません。

今回のお住まいは引き違いサッシが壁面積の7%を超えるような住宅でした。

窓の多い住宅は、気密性能が大幅に低下すると言われています。

さらに、サッシなどの開口部合計が、壁面積の10%を超えても、断熱性能が下がると言われます。
また、平屋は「夏」最も暑く、「冬」最も寒い屋根裏の影響を受けやすいので、断熱性能が下がります。構造的に断熱性能が低いケースがあることをご理解ください。

クレームを受けた物件は、平屋で、開口部面積が壁面積の20%を超える、断熱性能・気密性能共に、とても低い設計でした。
しかし、その工務店さんは【Air断】をやりたいとの要望。
Air断加盟工務店さんが独自に考えて、本部が『難しいですよ』とアドバイスしましたが独自にチャレンジするのであれば、弊社は何も言えません。
(ちなみに、この工務店さんはニルバホームの施工認定店ではありません)
(Air断加盟店は全国に2023年現在124社)

<平屋の場合の工夫>

屋根裏
天井に懐(フトコロ)が必須!

ていねいに施工した平屋の例

エア断リノベの工事認定店でもある愛媛県の渡邊建設さん(通称ワタケンさん)は現地指導のとおりにていねいに気密施工してくれました。

このAir断住宅の場合は平屋で推奨されている天井裏ふところに加えて、ある工法を実施しています。
その結果が次の通りです。

肌寒さを感じ始めた10月11日の朝。
外気温度は17.4℃
まだエアコンは稼働していない完成直後の室内温度は20℃を下回る場所はどこにもありません。
ワタケンの社長からは『エア断って凄い!』と実感されたそうです。

空気漏れ
気密漏れ

今回の工事は、工務店には申し訳ありませんが、あえて言います。ひどい施工でした・・・。
【Air断】じゃなくても、「夏」暑く、「冬」寒かったと思います。
「ほんとだ。凄く漏れてる。【Air断】が悪いわけじゃなかったんだ・・・。」お客様にはすべてを説明し、ご理解いただきました。

丁寧な施工が命



【Air断】は冷暖房費を抑え、底冷えを解消し、結露発生を抑え、「ほこり」や「におい」が少ない環境を作り出す、優れたシステムです。しかし、それは、丁寧に作られてこそ得られる効果。特に「気密」はシステムの根幹を支える重要な部分。そこができていないと、全てのシステムにエラーが発生します。

気密が最重要
Air断には気密が最重要!

工務店の設計や施工に問題があれば、本来の機能を発揮しません。

あなたが今のお住まいをリノベーションで【高気密・高断熱】にしたいとお考えでしたら施工認定店にご相談ください。
私たちニルバホームと二人三脚でご相談に乗らせて頂きます。
デザイン性も重要ですが、光熱費が高騰する現在、断熱性を重要視する事の方が重要だと思います。

これらの情報が、これから家を建てる皆様のお役に立てれば幸いです。

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