私たちが今まで知っていた断熱材とは、全く違う。でも最強性能の断熱材が生まれました。
断熱材は遅熱材
今回は、【とんでもない断熱材】というお話をさせていただきます。
断熱材、たくさん種類ありますよね。
グラスファイバーとか、セルロースファイバーとか。
ロックウールとか、イシュレーションボード、ウレタンフォーム。
いろいろ、たくさんありますが、そもそも断熱材って何でしょう。
文字は【断熱材】と、あたかも熱を断ち切るかのようなイメージがあるかと思います。
実際は、「熱の伝わる速度を遅くする」というのが、断熱材の役目です。
実は、「断熱材」というより「遅熱材」である、とご理解ください。

例えば暑い夏、太陽熱で屋根や外壁が熱くなりますね。
その熱が、部屋の中に移行してくる。その伝わる速度を遅くするのが、断熱材の役割です。
窓も断熱材ですね。アルミサッシより樹脂で作ったサッシの方が、熱を伝える速度が遅い。
窓ガラスも、一枚のガラス、通常「単板」と言いますけども、一枚だけのガラス板よりも、二枚三枚のガラスの方が、熱の伝わる速度が遅くなる。
これが「断熱性能が高い」という風に言われているわけです。
各メーカーさんは、その断熱性能を上げて、熱が伝わる速度を遅くすることを一生懸命研究開発している、というのが現状です。
超・断熱材の誕生
ところで、今回お話は、『素晴らしい断熱材に近いものができたよ』っていうお話です。
エア断を開発・普及している本部の、ホームリサーチという会社は、様々な断熱材をテストしています。
セルロースファイバーとグラスウールを比較したらどうなんだろう?
フェノールフォームとグラスウールとの違いは?
というようなことを、日夜実験している会社なんです。
その会社がある時、ふとした実験から、【超・断熱材】と言えるようなものを開発しました。
超・断熱材。 最も熱の伝わりが遅い断熱材が、発見されたんです。
その超・断熱材を、暑い夏場にAir断モデルハウスで使ってみたら、他の様々な断熱材を使うよりも、ものすごい効果が出たということなのです。
夏は、小屋裏の温度はどんどん上昇するものなのですが、この断熱材を使用したら、温度が一定した。
つまり、外気温の影響を、あまり受けなくなったということなのです。

その正体は?
いったい、どんなすごい断熱材なのでしょう?
この断熱材、【断熱】というよりは、【比熱】なんですね。
「比べる熱」と書いて、「比熱」と言います。
この比熱というのは、外部からの熱の影響を、どれぐらい受けにくいか?ということを表したものです。
この比熱が一番高い、つまり比熱の割合が大きい。
すなわち外からの熱の影響を、最も受けにくい物質。
それが、『水』であるということが分かったのです。
ビックリしますよね、水が断熱材の代わりになるということが分かってきた。

事実、冷蔵庫に水を入れておくと、冷蔵庫の電気代がうんと少なくなるという実験もあります。
みなさんも、ご家庭でペットボトルに水を入れて、置いてみてください。水というのは、温度の影響を受けにくいものですから、電気代の節約につながるらしいです。
各モデルハウスで実証
さて、その、水で作った断熱材を、Air断モデルハウスに施してみたら、小屋裏の温度が外気温にあまり影響されなくなりました。
併せて、一階と二階との温度差も無くなってきたのです。

ホームリサーチでは、ありとあらゆる実験をされて、まず東京のAir断モデルハウスの小屋裏に使ってみました。
それから、大阪のAir断モデルハウスで、天井と床に使ってみました。
そして、素晴らしい結果を得ることができました。
詳しく知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。
九州モデルハウスでも
そこで新たに、福岡にAir断九州モデルハウスを建築中です。(2023年8月現在)
そこは、壁・天井・床、全てに水から作った超・断熱材を使用しています。
ぜひ、ご自身で確かめてみてください。体感温度が分かります。
水をどんな風にして使用したかということも、実際にご覧いただくことができます。
Air断九州モデルハウスは、2023年、令和4年の8月末に完成予定です。
見学体験会を9月初旬に予定しております。

「九州は遠くて行けない…」という方は、東京モデルハウスの天井に使用した実例もご覧いただけます。
大阪モデルハウスでは、天井と床に使用しています。
お近くの展示会に、ぜひご参加ください。
実際に確かめていただいて、Air断のすごさ、超・断熱材のすごさを体感してみてください。
ご連絡をお待ちしております。
見学ご希望の方は以下よりお申込みください。
オンラインでのご相談もお受けします。
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