有限会社廣創建設工業【代表取締役 廣瀬茂さん】

有限会社廣創建設工業インタビュートップイメージ 全国の施工認定会社

福島県郡山にある、有限会社廣創建設工業のコンセプトは「人と人とのつながりが生み出す幸せの住まい」。自然素材にこだわり、設計から施工までをトータルに提案する家づくりを行っていらっしゃいます。代表取締役の廣瀬茂さんにお話を伺いました。


ニルバクラブ
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本日はどうぞよろしくお願いします。

さて、廣瀬さんがこのお仕事をなさっているのは、どのような経緯からなのですか?

廣瀬さん
廣瀬さん

父が大工だったこともあり、工業高校から、建築の専門学校に入りました。

そこから、3年間、住み込みで郡山の工務店に大工の修行に行きました。

休みは第3日曜日の1日だけでした。

ですが、大工の仕事だけでではなく、コンクリートの仕事など、色々な仕事も経験しました。

ニルバクラブ
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住み込みですか。そんな時代だったんですね。

その後はどうされましたか?

廣瀬さん
廣瀬さん

その後、実家に戻り、父親のもとで大工となりました。

大工として1、2年が過ぎ、設計を独学で学び、2級、1級建築士の資格を取りました。

1級建築士の資格の取得には、5年くらいかかりましたね。

そうしているうちに、同級生から大手メーカーの施工をやってみないか?と勧められ、大工一筋の父親とは違う路線をやってみたいと考えるようになりました。

そこで、メーカーの仕組みを覚えようと頑張りましたが、工務店とメーカーの考えの違いを痛感し、下請けではなく、一生懸命やってお客様に喜んでいただける実感を得たいと考えるようになりました。今から35年ほども前の話です。

ニルバクラブ
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なるほど。では、長年建築に携わり、印象に残っていることがあれば教えてください。

廣瀬さん
廣瀬さん

平成7年に「阪神大震災」が起こりました。

そのころ、高気密住宅をスタートし、丁寧でお客様に喜んでもらえる仕事を目指し、日々励んできました。

28年たった今、高気密住宅第1号として手掛けたお宅のお客様から「もう28年経つので、全面リフォームしたい」とのお声がかかりました。

すると、自分でも驚いたのですが、リフォームするべき場所が見当たらないんです。

お客様も「お風呂も洗面所も、とくに問題はないんですよね」と。

結局、外壁と屋根の塗装程度で、ほぼ修理するようなところはありませんでした。

東北の震災の折にも、その家はひびひとつ入っておらず、

我ながら、「ああ、真面目に仕事していたんだな」と喜ばしい気持ちになりました。

ニルバクラブ
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広瀬さんのお父さんは郡山の方で「幻の大工」と呼ばれるほどの方ですよね。きっと、素晴らしい技術力を持った大工さんの意思を受け継いでいらっしゃるんでしょうね。

そんな、広瀬さんは、有限会社廣創建設工業に入社されて何年になりますか?

また、自社に対する思いをお聞かせいただけますか?

廣瀬さん
廣瀬さん

もう、40年近くになりますね。

やはり先ほどの、高気密住宅第1号のお宅が、起点だと思います。そのあとあまり仕事がなく厳しい時期もありましたが、イベントなどもやったりして頑張ってきました。

あと思うことは、平成23年の「東北大震災」で復興住宅を150棟くらい手がけたんですが、その時も、うちが手掛けた家は、しっかり作られていて、壊れていなかったんです。

そんな評判も得て、業績も上がっていったのかと思います。

ニルバクラブ
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しっかりした技術力の上に成り立った評判なんですね。

廣瀬さん
廣瀬さん

ありがとうございます。最近は若い方にも、廣創建設を知っていただきたくて、SNSなども力を入れているんですよ(笑)

修業時代から、震災などを振り返りながら、真剣にインタビューにお答えくださった廣瀬さんが印象的でした。お客さんに喜んでいただきたい、熱い大工さんの思いを感じるインタビューを、どうもありがとうございました。

有限会社廣創建設工業サイト
会社名有限会社廣創建設工業
代表者代表取締役 廣瀬 茂
住所福島県岩瀬郡鏡石町岡ノ内521-3
電話0898-33-0073
公式HPhttps://kousou.jp/

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