千葉県香取市にある、株式会社岩澤工務店のモットーは「家族みんなが健康で、幸せに暮らせる家」
こだわり抜いた材料を厳選し、健康に良い家づくりを行ってくれる工務店です。
代表取締役の岩澤浩一さんにお話を伺いました。
岩澤さん、本日はどうぞよろしくお願いします。
早速ですが、岩澤さんがこのお仕事をはじめられる経緯を教えて頂けますか?
私の父は大工の棟梁だったのですが、岩澤工務店は父が初代で、私は2代目です。
そんなこともあり、自然と建築の学校を卒業し、最初の6年くらいは、地元のゼネコンで学校や幼稚園、公共施設等に携わりました。
まあ、初めは外に修行に行くと言いますか、建築の全体的なものを見たり、設計や管理などいろいろ学んで吸収しようという感じでした。
では、設計士の資格もその頃、取得されたのですか?また、岩澤工務店を継がれたのはいつ頃ですか?
いえ、実は岩澤工務店に戻ってしばらくしてから、私が体を壊してしまいまして。。
あの頃は若かったこともあり無理をしすぎたのか、おかしいと気づいた時には、即入院となってしまいました。子供も生まれたばかりだったので辛かったですね。
そんなこともあり体力的に大工仕事は難しくなってしまったので、設計や見積もり、現場監督などをメインにするようになりました。
父は現場で手仕事をメインにと、しばらくは分業でやってきたのですが、10年くらいしてからは私が全体的に回すようになってきて、父から会社を引き継ぎました。今から20年くらい前の話です。
そんな大変なご苦労があったのですね。
ところで、岩澤さんは、ずっと在来軸組工法で来られたように思いますが、「ダブル断熱」を始められたきっかけは何でしょうか?
そうですね。時代の流れといいますか、当時、自然素材やダブル断熱の商材に出会いまして、サイディングより塗り壁をやりたいなという思いがありました。現在もダブル断熱工法を続けていますが、やはり暖かさが違うと思います。お客様からも「冬暖かく、夏涼しい」と好評いただいてます。
では、岩澤さんが忘れられない印象に残っているお客様はいらっしゃいますか?
いろいろ苦労したこともあったのですが、とても印象に残っているお客様がいます。
ある時、小さな子供さんを3人連れて、ある女性が「家を建てたい」とご相談に来られたことがあるんです。土地はあるということだったのですが、そこでちょっとトラブルがあったようで、その奥様も大変苦労してご準備されていたんです。
私も一緒にお手伝いしていたのですが、いよいよ準備ができた、もう大丈夫となった時に、その奥様が泣きながら私に連絡をくださったんです。そんな経緯もありながら、私も心を込めて自然素材の健康住宅を建てさせていただきました。
その方とは、今もずっとお付き合いいただいているのですが、当時小さかったお子さんも今はご結婚されてお孫さんも生まれてと、色々ご苦労されながらも幸せに健康にすごされているお話を聞いて、とても感慨深い思いになりました。
とても素敵なお話ですね。
わたしから見て、岩澤工務店さんの特徴といいますか「強み」は、無垢材を多く使った健康住宅で、断熱材もセルロースファイバーと外ばりを使ったダブル断熱なので、冬暖かく夏涼しい住み心地の良い家を作られている様に感じます。岩澤さんご本人からみて、ご自身の会社の特徴や「強み」はどのようにお考えですか?
やはり、そのような材料を使いながらも、さらに「空気の質」にまでこだわったり、木を多く使った癒しの空間を生み出しながらも、家族と共に家も育つといいますか・・・。
木もだんだん色が変わっていって良い風合いを生み出してくる家ってありますよね。
建てて終わりではなく、長く住む家だからこそ、共に成長し、愛着も深まっていくような家づくりを意識しています。
岩澤さんが、最後に伝えたいことがあればお願いします。
私は人にとって大切な「衣・食・住」。その「住」の部分が基本だと考えているんです。
家の換気や素材を大切にしないと、シックハウス症候群など健康を害する場合もあります。
私自身が病気になったこともあり、良い空気や良い環境で過ごすことの大切さを感じていますので、今後もお客様に、健康によい住宅を提供し続けたいと思っています。
落ち着いた様子で静かに質問にお答えくださった印象の岩澤さん。その言葉の中には、ご自身の経験に基づいた上での説得力と「健康住宅」に対する熱い思いが伝わってきました。
岩澤さん、インタビューにご協力いただき、本当にありがとうございました。
会社名 | 株式会社岩澤工務店 |
代表者 | 代表取締役 岩澤 浩一 |
住所 | 千葉県香取市大根1278-20 |
電話 | 0120-142-172 |
公式HP | https://iwasawa-woody.jp/ |
対応エリア | 千葉県:香取市・成田市・印西市 茨城県:神栖市 |
コメント