リノベ事例集①実家をリノベしたい

リノベ事例集①実家をリノベしたい エア断リノベの事例

今回のお話は、「実家をリノベしたい」という方のお話です。

中村さんご夫妻の相談

ご夫婦が相談に来られました。
中村さんという方です。今現在、マンションに一家でお住まいなんだけど、ちょっと手狭になってきて、子供たちのびのび育てたいので、思い切って実家に引っ越して、実家のリノベーションをするってことを考えてるんだけど、という相談内容でした。

お聞きすると、実家には70歳を過ぎたお母さん、一人暮らししてらっしゃる。中村さんご主人は、実家に移り住んでも職場からはそんなに距離遠くない。まぁ1時間もあるなしの距離なので、仕事は続けられるよ。だから、実家に移って、そこで一緒に住もうということを考えてます、ということでした。

ご実家を拝見

実家のそのお住まいを拝見しに行きましたが、大きな家でしたね、やっぱり。ちょっと田舎風な家で、 文字通り「田の字型」っていう昔からあるタイプの間取りでした。

田の字型の大きな間取り


図面ご覧いただくように、部屋がたくさんあります。2階建てです。2階は一部です。2階に二間あって、合計すると全部で8部屋あるような大きな家です。築43年だそうです。
ちょっと目についたのが、1階の間取りを見ていただくと分かるんですが、浴室・トイレ・洗面所というこの部分が飛び出してるんですね。どうやらこれは増築されたようです。
で、現在お休みになってる部屋が南側なので、この真ん中の6畳の部屋なんだけど、ここからお風呂に、トイレに行くのにも遠い。この分だけ飛び出してるので、やっぱり寒い、っていうのが問題のようです。

おばあちゃんにちょっとお話聞きますと、ご主人が亡くなってから8年過ぎたらしいんですけども、この家には思い入れがあって、売ってしまうとか、建替えてしまうというようなことは、できたらしたくない。

お母さまの思い


じゃ、今のお住まいでご不便なところ、何かありますか?ってお聞きすると、…トイレが遠くて、寒くて、不便だ。お風呂行くのもやっぱり寒いんです。もう一つはお茶の間に居ながら、台所に行くのもちょっと距離があって邪魔くさい、お茶沸かすのもちょっと邪魔くさいなって、そんな感じで仰ってましたね。
何しろ一人暮らしだから、こたつにあたってテレビ見てる時間が長いです。少し足腰が不自由になってきて、こんな大きな家、掃除もできないんで…って笑ってらっしゃいましたけども。

こたつでテレビ

ご家族それぞれの思い

中村さんの奥さん、どんなふうに思ってらっしゃるのかなと思うと、やっぱりお母さんが一人暮らしっていうのが一番心配なことで、ありがたいことに主人が同居を賛成してくれてるので、お母さんと一緒に住めるようになるっていうのはとても嬉しいな。というお話でした。
それと、今住んでるマンションが手狭になったというのは、お子さん2人なんですけども、長女が来年中学生になるそうです。やっぱり中学生になった女の子、自分の部屋が欲しいんですよね。
弟はまだ9歳ぐらいだと仰ってましたが、今一つの部屋に押し込んでいるけれども、一人一人部屋が持てるようになるといいな。
私は小さい頃は住んだ家なので、勝手も分かってるし、ショッピングセンターも近くに比較的あるから、そんなに不便とは思ってない。
一番はお母さんのこと。いつまでも元気で暮らして欲しいなという思い。
その次がお子さんを空気のいい環境でのびのび育てたい、というお母さんのご意向でした。

ご主人の中村さんは、今現在もうすでにリモートワークかなりやってて、会社行くのも1時間弱ぐらいで行けるのでそんなに不便じゃないし、むしろ私の趣味が自転車なので、広い家と自然が多い場所でいいのかな。休みには子供たちと一緒に遊ぶといいかな。

中村さんご夫妻の思い

来年中学になるお姉ちゃんは、友達と距離が離れてしまうので、それはちょっと悲しいけど、自分だけの部屋があるというのは、やっぱりチョー嬉しいな!
長男の9歳の男の子。この子はまだよくわかんない。僕だけの部屋があるのはやっぱ嬉しいな。今の段階では、そんな感想でした。
将来見据えると、一人一人の部屋があるのが理想的じゃないかな、と思います。

お子さんたちの思い

中村さんちの要望をまとめてみますと、こんな風になりましたね。
おばあちゃんがまず、快適に安心して住めること。トイレやお風呂が近くなって、寒くない暮らしができればいいな。これが1つ目。
ご主人の中村さんは、趣味の自転車置き場くらいあれば嬉しいかな。出張が多いので、留守がちでも安心できる家というのが希望の中心でした。
奥さんは、お母さんが元気で長生きしてくれるのがベースで、子供たちが元気に育つような、そんな環境があると嬉しいな。

改装資金はどうする?

で、肝心な改装資金、リノベーションするための資金、どうします?ローンを組みますか? ってお聞きしたところ、今回はもうローン無しで行く、今のマンションを手狭になったんでもう買い替えようか、っていうことを2年ほど前から話してた最中で、このマンションを売って改装資金に回すことができるので、資金的にはそんなに難しくないですね、っていうお話になりました。

基本プランを作成

それぞれの思いを考えながら、基本的なプランを作成することに着手しました。
出来上がったプランがこんなプランでした。

基本プラン

今までの家のお風呂場などは潰します。廊下もなくします。少し小さくします。減築というんですが、小さくして、それでもこんな大きな部屋が作れます。

おばあちゃんの部屋は、南向きの7畳半。仏間があって、ここでおじいちゃんと顔を合わせながら日々暮らせる。将来はひょっとするとベッドを置くことを考えて、洋間にするかも分かんない。
おばあちゃんの部屋から、当然居間にはすぐ行ける。2つドアがあって、どちらからでも行けるんですけど、洗面所やお風呂にも近く、トイレにも近いというパターン。

お母様の部屋

真ん中は大きなLDKになりましたので、ここで家族と食事をできるスペースを考えました。
ご主人は寝そべってワンちゃんとお話ししてる絵ですが、こういう広々としたスペース 。その横、実はここ、2階の吹き抜けがあります。

玄関広くとってあるので、ご主人の自転車を置くスペース。

広いLDKと玄関

奥さんは、対面キッチンでお子さんたちの動きを見ながら家事ができる。ここに5つ、予備の椅子も含めて5つあります。これはお友達が来た時に、一緒にホームパーティーができるように。

収納もたっぷりとったキッチンスペース。
ここが大きなリビングスペース。
こんな1階のプランだと、全体がまとまるんじゃないかな。

収納たっぷりのダイニングキッチン

これの上に2階を乗せると、大きな部屋が取れました。

2階も広々

お姉ちゃんが、私の部屋欲しいと言ってたのは、なんと8畳の部屋。それに収納がついたような大きな部屋が取れて、長男の自分だけの部屋というのを収納付きでとります。もちろん2階にもトイレは作って、 ご夫婦の寝室にはウォークインクローゼットを用意しました。これでほとんどの収納はできて、なおかつここには、ベッドサイドから見れる吹き抜けがあります。この吹き抜けは1階のリビングの上に来てますので、上の階と下の階の対話もできる。

リノベプランが動き出す

このような基本プランを考えて、さらに話を詰めていきます。さて、居住中のマンションを売って工事費に充当する。だけど、こんだけのプランをやるとどれぐらい費用かかるんでしょうね?費用の概算として、私どもは2000万ぐらいじゃないですかね、とアバウトな金額を押さえ、それから、工事の優先順位を決めていきます。
そこで決まったら、建築のお申し込みをいただいて、本格設計に入っていきます。
本格設計に入ると同時に実家のインスペクション、これはもっと細かい調査。先ほど見に行ったのは、ざっと見た概略の話でしたので、今度はインスペクションという徹底調査をします。これは大方一日、場合によっては2日間にわたる調査です。床下に潜り込んだり、小屋裏を拝見したりしていって、その上でOKであれば、本契約をして、職人さんたちと現場打ち合わせ。いよいよ着工。こんな流れがリノベーションの流れです。

工事の優先順位とポイント

さてそこで、どんなところにポイントを置いたらいいのか。先ほどのプランニングをもとに優先順位をお互いに決めていきましょう。2000万の予算内で、どこまでできるかというのを決めていきましょう。 というお話になります。

エアカーテン工法「エア断」

まずは寒くない家。掃除も楽な家。光熱費も当然、少ない家。
そこで選んだのが「エア断リノベ」と申しますが、エアカーテンで家をすっぽり覆ってしまう、という 「エアカーテン工法」を第一に考えます。

制震装置「windamper」

2番目に考えたのが、安心できる家。いくら良い設備をしても、地震で潰れてしまっては困る。幸いこの場所は、地震の多発地帯ではありませんけれども、それから、幹線道路がすぐ側じゃないので、振動がドンドンあるわけではないんですけど、満一に備えて、今日本で最上級の 「耐震等級3」というのを実現する「Windamper(ウィンダンパー)」。 それから耐力壁をつけて、安心できるようにしましょう。

制振ダンパー・制振装置はウィンダンパー|木造住宅の耐震・制振工事の実績多数|プロジット
木造住宅・木造アパートの制振ダンパー『ウィンダンパー』は地震の揺れ・衝撃を約50%低減します。オイルダンパー最上級の減衰力とコストパフォーマンスの良さが特長の『ウィンダンパー』。新築・リフォームの耐震改修工事にも多数使用されています!

メンテナンスフリー外壁・屋根

なおかつ、もう一つ手をつけたかったのが、屋根と外壁をガルバリウムという金属製の材料を使うことで、メンテナンスがほぼ要らない、全く要らないわけじゃないんですけれども、30年40年にわたって メンテナンスがほぼ要らないような材料を、外壁と屋根に使いましょう、と。

家事動線

先ほど見ていただいたようなプランで、主婦の動線を考えております。奥さんが買い物から帰ってきたらすぐキッチンがあって、ここの収納にお買い物してきたものを整理する。あるいはここで冷蔵庫があって、調理して煮炊きして、というような家事動線。
それから先ほどの「エアカーテン」というやり方を取ることで、この洗面所に置いた洗濯機、ここに干しても早く乾く。室内干しが楽にできるというメリットもあるのも、家事動線。

無垢材のウッドデッキ

なおかつ、ここのおばあちゃんの部屋からリビングに向かって、無垢材のウッドデッキをつける。これで部屋の中から外への一体感が生まれる。ウッドデッキでお茶を飲む。子供たちと遊ぶ。

この内容で、工事を進めていくことにいたしました。

遂に完成!!

ハイ、工事が終わりました!流行りのテレビの言葉を使うと、「果たして中村さんは喜んでくれたでしょうか?」
もちろん奥さんも大喜び。ご主人は、「私はマスオさん状態なので…」笑いながら、しかし子供たちと一緒にこうして楽しく自然と過ごせる。
一番喜んだのは、実はお母さん。「子供たちがすぐ側にいて賑やかな家になった。もう私、若返ったような感じ。おまけに温かいな…と、しみじみ思ってます。」というコメントを頂戴しています。

喜びの声

今回ご紹介したのは、一つの事例ですけれども、もし皆さんがリフォームとかリノベーションを思い立ったら、お近くのニルバクラブの工務店へご紹介いたしますので、遠慮なくお電話ください。

また引き続きリノベーションの事例をご紹介していきます。
どうもありがとうございました。

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