安心して住み続ける耐震リノベーション④強い家ってどんな家?

安心して住み続けるリノベーション④強い家ってどんな家?アイキャッチ 耐震リノベーション

地震に耐え得る強い家とはどんな家なのでしょう?家を箱と考えるなら、固いほど潰れにくいのではないか?と考えます。しかしながら、固いだけの家には大きなリスクがあるのです。 そのリスクとは?リスクを回避するにはどうすれば良いでしょうか?

地震による倒壊リスクを考えた場合、壁を強く、または床を強くして、耐震等級3を目指し、強い家を作るということは大切な要因です。
ただ、ここで一つ疑問が出てきます。固くすれば、強くすれば、家は潰れないのでしょうか?

固い家は、潰れない?
家は、固くすればいいってものなのでしょうか?

地震に強くするためには、建築基準法上の耐震等級を上げていくことが一つの課題となります。家を強くすれば潰れにくくなりますが、固さを高めただけで壊れなくなるかというと、実は別の問題が生じてきてしまうのです。

耐震等級3を目指してます

地震の波は短い時間に大きな振動が襲ってきます。

ほんの短い期間に大きな振動が伝わってくると、実は、固い建物ほど揺れやすいんです。
固い家は、短い周期の地震波に影響を受けやすいため、短期間に大きく揺れるということが起こりやすいということも分かってきてます。

固い家ほどよく揺れる

では、この大きな揺れを軽減するにはどんな措置が必要なのでしょうか?

ダンパーは、バネやゴムなどを用いて、衝撃や振動が伝わるのを弱めたり、静止させたりするための装置のことです。
ダンパーをつけることによって、固い家でも大きな揺れや曲がりを極力抑えることができます。

制振装置(ダンパー)

ダンパーの制震実験動画はコチラからご覧いただけます。

ダンパーの制振実験

このダンパーは短期的な大きな地震力を減らしてくれる機能がありますが、ただ設置すればよいというわけではありません。
前回の動画でお伝えした構造計算に基づき、なおかつコスト面も考え、最適なバランスでどこにどれだけ設置するか?をよくよく検討の上で設置する必要があります。


もし、現状の分析や、家を見てほしいというご希望がございましたら、遠慮なく我々のニルバクラブにご相談ください。只今無料耐震診断も受け付けておりますので、どうぞお気軽に下記フォームよりお申し込みください。


ご興味をいただけましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください

聞きたいことがあります

オンライン相談を申し込む

コメント