築50年の実家にエア断は可能?

築50年エア断リノベ リノベーション

お名前:M様

相談内容:
京都の実家が築50年以上です。
木造住宅ですが、断熱材が入っていないため改善できないかと考えております。
エア断というのがどのような部分にどのようにして設置できるのか、HPだけではわからなかったので、詳しく教えて頂ければと思います。
よろしくお願いします。

回答:
お問い合わせを有難うございます。

エア断の仕組みは(夏場なら)エアコンなどで冷やした室内の空気を、外壁に通気層を作ってその通気層に流します(エアカーテンになる)。冬場は逆で、室内の暖かい空気を通気層に流します。
この通気層を流れる室内からの空気が強力な断熱材の代わりになります。

エア断工事図
エアカーテンで断熱

東京モデルハウスは断熱材の無い住宅でありながら、すこぶる良い温湿度環境を得ています。通気層に排出する室内空気の取り込み口で地熱を利用しているので、冷暖房費の削減にも寄与しております。

京都の冬は底冷えが厳しく、真夏の京都は盆地の影響もあり、ジリジリ暑いとよく言われます。M様のご実家が断熱材の無い構造でも、エアカーテン工法が効果を発揮すると思われます。

上記の通り外壁に通気層が必要ですので、現在のお住まいに通気層が無い場合は、新たに通気層を設ける工事が必要になります。従って標準工事費255万円の他に、サイディングの工事などが必要です。

エア断リノベとは?
「エア断リノベとは?」の記事一覧です。

このようにリノベーションの場合は現状を把握してお見積りとなります。ご都合の良い日時にM様のご実家を拝見してアドバイスさせて頂ければ幸いです。
もちろんアドバイスは無料ですから、お気軽に返信ください。

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